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医療連携のはなし

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医療連携のはなし





 現在の医療におけるキーワードとして「医療連携」があります。小児医療の世界には様々な病院、診療所があります。ぞうさん先生のクリニックのある東京には小児専門病院として国立成育医療センター、都立小児総合医療センターがあり、大学病院としては近隣に順天堂大学、東京医科歯科大学、東京大学、日本医科大学などがあります。墨田区には小児科入院可能病院として都立墨東病院、賛育会病院、同愛記念病院があり、近隣の区には東部地域病院、東京慈恵会医科大学葛飾医療センター、江東病院があります。これらの病院とは医療情報の共有化を図り適宜入院や検査をお願いしています。また墨田区医師会に所属し墨田区で医療をしている多くの医師と交流をして医療の講演会などを通して顔の見える連携もしています。小児専門病院、大学病院、一般病院、そしてぞうさん先生のこどもクリニックなど小児科専門診療所の関係は機能の違いです。東京のように医療施設の多いところでは患者さん側から便利なようで選び方が難しい面もあります。
 子どもの病気の受診の仕方はまずどんな手段でもかまいませんが30分以内(歩いて、車で、交通機関で)で受診できる小児科専門医がいるところが理想です。当然医師と患者側の相性も大事ですが。ほとんどの子どもに関する病気は目、鼻、耳、皮膚も含め対応できます。そこで必要であれば上記の小児科や他科のさらなる専門性のある診療所、病院に紹介します。これが今叫ばれている医療連携です。このことをご理解していただければ時間、距離など無駄なく子どもの病気に対処できます。